【用具】スパイクを味方につけよう!

用具

スポーツは何事も足元から!

というのは、わたしの言葉ですが。。笑

足元って一番重要だと思うんです。

陸上も、サッカーも、野球も、足で踏ん張って必要な力を発揮する場所だから。

今回はそんな大事な足元、『スパイク』について深堀りしたいと思います!

 

 

スパイクが必要な理由。

端的に言って、足元が滑るのを防ぐためですね。

野球は走って塁を進めるだけではなく、すばやく止まるという動作もあります。

それゆえ、スパイクは瞬発力が必要な時にその力を助けてくれる役目を担ってくれます。

そしてボールを打ったり投げたりする時に、足を踏ん張る力をサポートしてくれます。

柔らかいグランドでも、スパイクによって踏ん張ったり瞬発力が発揮されたりするんですね。

 

ただーし!

このサポート力抜群のスパイクは、その分だけ足・膝・腰、もっと言うとにまで負担がかかるので、

長時間の使用は控えた方が良いです。

故障して野球ができないよりは、自分の体を労わってあげることの方が大事。

お忘れなく。。

 

スパイク、金具にする?それともポイントにする??

スパイクのスタッドと呼ばれる”歯”(靴裏のトゲトゲのようなもの)がプレーに影響します。

その歯には、大きく分けて2種類あります。

それは①「金具」か、②「ポイント」という樹脂製のものです。

 

金具のスパイクは、地面を噛む力(グリップ力)が強いため、足に力が入りやすいというメリットがあります。

さらに細かく違いを見ていくと、金具には「埋め込み式」のものと「交換式」のものがあります。

交換できるものは、愛着をもって長く大切に使える反面

重く、下からの突き上げ感が大きいため、疲れやすいというデメリットがあります。

そして交換する前に履きつぶしてしまうため、交換のメリットがあまりないということで

最近では埋め込み式が主流のようです!

 

*余談ですが…

イチローはスパイクを4,5試合毎に履き変えるそうですよ。

長年アシックスを愛用していたイチローが、今は日本のメーカー『BeMoLo』のスパイクへと変えていました。

日本は繊細な技術を持っていますからね。。

わたしはまだ、手にとったことはありませんが、軽量でスタッドの配置なんかも他とは違うようですね!

 

 

閑話休題。

ポイント(樹脂製)は、金具に比べて軽量で、現在ではクッション性も高く、足腰にかかる負担も少なくなっています。

つまり、怪我のリスクを軽減できるということです。

中学生までは金具のスパイクは負担が大きいために、ポイントスパイクを使っていますが

今ではプロ野球選手でも、ポイントスパイクを愛用している方もいるんですよー!!

 

他には、アウトソール(靴底)やアッパー(足の甲の部分)の素材はどうするか

靴を紐で縛るかマジックテープか

インソールはどうするか

履き口は、ローカット?ミドル?ハイカット??などなど

色んな組み合わせ次第で、自分好みのスパイクを選ぶことができると思います!

 

 

目的やポジション別に、適したスパイクがある!

スタッド(歯)の配置向きがスパイクを選ぶ時のポイントになってきます。

どういうものがあるか、見ていきましょう。

 

<内野手・打撃中心のプレイヤー向け>

内野手は横へ動きだしやすいように、足の内外の両側にスタッドがあるものが好ましいです。

この両側に配置するスタッドは、踏み込んだ時のグリップ力が高いので

打撃中心のプレイヤーにも適していると言えます。

また、蹴り出しやすいようにスタッドは縦(足の向きと平行)向きのものが良いです。

こんな感じ↓

 

 

 

 

 

 

<外野手・走塁に重きをおくプレイヤー向け>

外野手は長距離を走るため、足の先側を中心にスタッドが横向きにあるものが好ましいです。

こんな感じ↓

 

 

 

 

 

 

<投手用>

投球方向へ蹴り出しやすいように、縦・横・斜めにスタッドが入っている

投手用スパイクがあります。

こんな感じ↓

 

 

 

 

 

 

 

甲子園で白いスパイクがOKになったよ。

今年も酷暑の中、甲子園が開催されました。

2部制やタイブレーク制も取り入れられましたが、暑いものは暑い。

選手の皆さん、甲子園を支えてくださった関係者の皆さん

そして炎天下の中、応援に駆け付けた方々、本当にお疲れ様でした。

 

もうご存知だとは思いますが、R元(2019)年に甲子園で白いスパイク(ホワイトカラースパイク)が解禁というアナウンスがされ

R2(2020)年から白スパイクが使用できるようになり

すでに2年の移行期間(チーム内で黒・白混合でも可)を経ています。

 

もうお分かりだと思いますが、これは近年の熱中症対策というわけですね。

(甲子園の変遷を書こうと思っていましたが、スパイクについてはここで記事にします)

は熱を集めるから暑い!!

の方が爽やかに涼やかに試合ができますね。

まあ実際のところ、そうともいかないと思いますが…気持ちだけでも…。

足元の暑さが、10℃くらい違うそうですね。

球場はすり鉢状なので、やはり熱がこもり易い!

プレーをするだけでも暑いのに、湿気も暑さもガンガンだったら

そりゃあ緊張や興奮もある中で大変な思いをしてる選手たちが

少しでも快適に試合に集中できることが最善ですね。

白スパイクの使用を認められて、本当に良かったなと思います。

自分たちの時も、そうであれば良かったな~…という思いも、もちろんありますが

それはさておき

来年も胸アツな甲子園を期待しています!!

↓この記事を書いた人
ゴリゴリ☆ドラぷ~

【こんな人】
・出身:中国地方、某体育大学、某福祉大学
・年齢:30代後半
・趣味:野球、スポーツ観戦、アニメ・映画鑑賞、スロット

兄の影響で、2歳からバッドを振っていました。
そして小学生から高校生まで野球づけの日々!

大好きな野球について、体育大学卒、元体育教師の立場から、野球を楽しみたい素人さんにでも分かりやすい解説を目指します。

詳しいプロフィールは、上のリンクからどうぞ♪

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