今、59年ぶりの関西対決(阪神VSオリックス)日本シリーズで盛り上がりを見せている野球。
わたしの家族は、わたしと両親はもともと野球好きなのに対し、妻はさっぱり。
今は妻も少しずつ見る機会も増えたので、最近の野球は少しわかるようになっている?ようです。
そんな野球のルールすら知らない妻が知っていたのは、イチロー、ゴジラ松井、佐々木大魔神、野茂英雄くらい。
それも、歴史上の人物なのか現役選手なのか区別できていないくらいの認識でした。
色々話をする中で、野球の何が面白いの?なんで野球が好きなの??という話になり、、ここで、少しお話をしようと思いました。
この記事を読むと、ざっくりとした野球の歴史と、野球が日本に根付いた理由を知ることができます。
簡単に言うと、現在の日本のスポーツの中で、「baseball」ではなく「野球」という言葉で日本国内で広まっていることが、今の野球人気に繋がっているということです。
野球の歴史(ポイントを大まかに)
1839年 クリケットの簡易版「ラウンダーズ」をもとに、現在の野球にかなり近い「野球」がニューヨークで始まりました。
1845年 アレキサンダー・カートライトがルールを統一。
その後、南北戦争で兵士の余暇活動や捕虜のレクレーションとして取り入れられていました。
1869年 プロ野球チーム「シンシナティ・レッドストッキングス」が結成される。
1872(明治5)年★ 開成学校(現 東京大学)の学生に、アメリカ人の英語教師が伝える。
その頃、野球ではなく「玉遊び」「打球鬼ごっこ」「底球」と呼ばれていました。
1896(明治29)年 第一高等学校が横浜外国人チームに勝利。→野球人気が全国に広がる!
中馬 庚(ちゅうま かのえ)が、baseballを「野球」と和訳。
1903(明治36)年 早慶戦が始まる。
1905(明治38)年 早稲田大学の学生委がアメリカへ遠征し、技術や用具を日本に持ち帰る。
「野球」という言葉
私は、幼稚園の時から野球が大好きで、高校までずっと野球をしてきました。
そして今でも、草野球を楽しんだりしています。
みんなが使っている「野球」という言葉は、先ほど歴史の中で学んだように和訳された言葉です。
この和訳の「野球」という言葉が使われているのは、実は、スポーツとしては結構めずらしいんです!
他のスポーツで見ていくと…
サッカー : 蹴球(しゅうきゅう)
バスケットボール : 籠球(ろうきゅう)
バレーボール : 排球(はいきゅう)
このように、日本語で広まっているものはないですね。
残念ながら、日本語のスポーツ名をきちんと言える人は少ないと思います。
逆も然りで『相撲』は日本独自すぎるので、世界で広まっていないんじゃないかと思いますね。
勝利と人気は相互作用
最近でも世界選手権で勝つことで人気が広まりますよね?
2011年には、女子サッカー(なでしこジャパン)も1度世界一になって女子サッカーブームが来ましたよね?
そして2020年の東京オリンピックで、女子バスケットチームが銀メダルを獲り、ブームになりましたよね?
つまり、世界で勝ったことで人気が広まったと言えます。
それは世界大会で『がんばれ日本!』と明確に応援ができて、日本チームが勝ってきたからです。
応援しても応援しても、負け続ける日本を応援できる精神力がある人は、少ないと思います。
やっぱりスポーツは、”勝ち負け”が大切だと分かりますよね。
そしてこれまで野球は、世界で勝ち続けているということです。
今年のWBCでは、大谷選手の活躍も相まって、世界一になりました!優勝しました!!
コロナ感染の影響もだいぶ収まってきたこと、声出し応援が解禁になったことなども含め
野球を観戦し始めた人が増えたと思います。
他のスポーツに比べて、イチローはじめ日本人野球選手は、世界で誇れる選手が多いです。
野球に興味のない妻でさえ、知っているくらいですからね。。
それだけ、世界に誇れるスポーツが「野球」なんだと思います。
今後、サッカーやバスケットボールでも、大谷翔平やイチローのようなクラスのスター選手が、世界に出続ければ日本の歴史が変わるかもしれんね。
今後の日本のスポーツ選手に期待していきましょう!!
『がんばれ、日本!』
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