野球の試合に欠かせない、このボード。
あんまり野球を知らない人も、なんとな~く見覚えのある、コレ。
「ボールカウント」と言います。
ボールカウントって何?
投手と打者の勝負の経過が記されていて、投手(攻撃チーム)が有利か打者(守備チーム)が有利かを示すバロメーターになっています。
日本ではこのように、円形のランプに色をつけて表示する場合は、
S(ストライク):黄色
B(ボール):緑または青
O(アウト):赤
と統一されています。
ただし、このようにしなければならないという規定があるわけではないんです!
ボールカウントの常識をアップデートしよう。
もともと日本では、「SBO方式」を採用していました。
よ~く見ると、上に挙げた写真とブログ記事の画像では、表示の順番が違うのが分かりますか?
ブログ記事の画像は、BSOの順で表示されていますよね。
これは、2010(H22)年に「BSO方式」という国際慣習に合わせたプロ野球から広まり、同じ年に大学野球や社会人野球に広がりました。
そして2011(H23)年には、プロ野球本拠地の球場のスコアボードがBSO方式に変わり、地方球場もBSO方式に変更されていきました。
もう、かれこれ10年以上経っていますね~。。
この変わったというのは、表示だけではなく読み上げる順番も変わっています。
例えば、昔は「2(ツー)ストライク・3(スリー)ボール」と読み上げていたのが、今は「3(スリー)ボール・2(ツー)ストライク」と逆になるんですね。
そして、読み上げ順が変わったことによる混乱を避けるために、略されて読み上げられていた▲ボールや◎ストライクなどを略さずにアナウンスされるようになっています。
テレビでも球場でも、注目ポイントですね!
ぜひ一度、気を付けて見てみてください^^
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