秋にドラフト会議が行われ、春季キャンプを経てオープン戦。
そろそろシーズン開幕!という時期になりましたね。
もう少しで春のセンバツもあるし、メジャーリーグ・ドジャースの開幕戦も東京ドームだし
なんかもう気持ちは浮足立ちますよ。。
春だし♪
さて、先日はロッテドラフト1位のルーキー西川選手も
ものすごい活躍だったし、また新たな注目選手発見!となるでしょう。
このドラフト会議で育成入りをする選手がいることは知っていても
じゃあ育成って何?という疑問があったりなかったり。
今回はそんな育成制度について深堀します!!
育成制度は、選手を発掘し育成するシステム
プロ野球の育成制度は、選手を発掘・育成するためのシステムのことです。
日本のプロ野球には、育成契約を結ぶことで、支配下選手(一軍や二軍でプレーする選手)に昇格できるチャンスが与えられる、いわゆる「育成選手」というカテゴリーがあります。
この制度は、育成選手の育成とその後のプロ入りの道を開くために存在しています。
<育成選手とは>
育成選手の対象者:プロ契約を結ぶために、必要な能力や実力がまだ充分でない選手
育成選手は、通常、独立リーグや大学、高校などから指名されることが多い。
育成選手は、プロ野球チームが契約する選手の中でも、まだ1軍でプレーするレベルに達していないと判断された選手たちのことを指します。
育成選手になれば、支配下選手になれる可能性があり、試合に出場するチャンスもあります。
また、トレーニングや実戦経験を積みながら、成長することができます。
2軍と育成の違い:ポイント
<2軍(にぐん)>
2軍は、プロ野球チームの中で1軍に次ぐ、実際に試合に出場している選手たちが所属するチームです。
一般的に、1軍に昇格するために実力をつける場所とされています。
具体的には、若手選手やケガから復帰中の選手が多く、シーズン中に1軍に昇格することを期待されています。
そして選手によっては、2軍に所属しているが非常に高いレベルの実力を持っている場合もあります。
1軍の出場機会は少ないものの、2軍で試合経験を積みながら、将来的には再び1軍に復帰することを狙っています。
<育成選手(いくせいせんしゅ)>
育成選手は、プロ野球チームが契約する選手の中でも、まだ1軍でプレーするレベルに達していないと判断された選手たちのことを指します。
このため支配下契約ではなく、育成契約となります。
育成選手は、基本的には1軍の試合には出場せず、2軍でプレーしながら成長を促すために時間をかけて育成されます。
育成選手は、技術や体力の向上を目指して2軍でプレーし、一定の成長を見せれば、支配下契約に昇格することがあります。このように、将来的には支配下契約を目指しています。
育成選手の契約
育成選手の年俸は、支配下選手に比べて低く設定されています。
具体的な金額はチームによって異なりますが、基本的に育成選手は支配下選手の半分以下の年俸です。昇格すればその後の年俸は上がります。
ただし、育成選手になるには条件があります!
まず、プロのスカウトや監督にその実力を認めてもらう必要がありますね。
実力やポテンシャルに加えて、プロに適応できるかどうかも重視されます。
また育成選手は、通常、支配下選手よりも経験が浅い選手が対象となるため、成長の余地があることが評価されます。
育成選手になるための方法
①育成選手ドラフト
育成選手になるための最も一般的な方法は、プロ野球のドラフトで「育成枠」として指名されることです。
このように、プロ野球のドラフトには、支配下選手枠(通常の契約選手)と育成選手枠があります。
育成枠指名とは、支配下選手に比べて実力や経験が不足していても、将来的に成長が期待される選手が対象となります。独立リーグやアマチュア野球(高校、大学、社会人など)から選ばれることが多いです。
②独立リーグからの選手
独立リーグでプレーしている選手は、プロのチャンスを得るために育成選手として指名されることがあります。
例えば、四国アイランドリーグ、BCリーグ(ベースボール・チャレンジ・リーグ)などで活躍している選手が育成枠でプロ入りするケースです。
有名どころでいけば、お笑い芸人のティモンディ高岸ですね!
③アマチュア野球からの選手
高校や大学、社会人野球などからも育成選手として指名されることがあります。
特に、高校や大学の野球部で活躍していて、まだプロ契約に足りる実力がないとされる選手が、育成選手として指名されることがあります。
昇格(=支配下契約/プロ入り)の可能性は十分にある
育成選手は、基本的に1軍の試合に出場することは稀ですが、2軍の試合に出場して実力をつけます。
育成というだけあって、トレーニングや実戦経験を積みながら成長する機会があります。
そうすると支配下選手(プロ)になれる可能性があり、試合に出場するチャンスもあります。
そしてこの制度は、選手にチャンスを与えると同時に、チームにとっても有望な選手を育てるための重要な仕組みとなっています。
まとめ
育成制度は、育成選手の育成とその後のプロ入りの道を開くためにあります。
2軍:1軍に昇格するために調整している選手が集まり、実力があると見なされている選手が所属。
育成:まだ1軍に必要なレベルに達していないが、将来の成長を期待されて契約された選手が所属。
育成選手は2軍で成長し、支配下契約を目指します。
2軍と育成選手は、役割や契約内容(年俸は支配下契約より低い)が異なり、それぞれが目的に応じた立場でプレーしています。
育成選手になるには、主にドラフト会議で指名される方法があります。
他には、独立リーグに所属したり、アマチュア(学生野球)で活躍し、プロチームに評価されることが大切です。
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