【雑学】野球のはじまり：イギリス起源説について

昨年は大谷選手フィーバーでたまりませんでしたねぇ！！！

そして日本シリーズも終わり、シーズンオフでは多くの選手の移籍が目立ちました。

しばらく前はサッカーの勢力が大きくなったように感じた時もあったけれど、

この近年は野球で盛り上がることが増えたように思います。

そんな野球の起源について、数回に分けて掘り下げていきたいと思います。

野球の起源は諸説ある

野球の起源は複数の説があり、確定的な答えはありませんが、いくつかの主要な説が存在します。

その中で野球の起源に関する代表的な説は、①イギリス起源説、②アメリカ起源説、③進化説があります。

まあ諸説あると言っているように、色々調べていくと他にもあるんですよね。。

似ている説や、進化？変化？の仕方など。

というわけでここでは③つに絞って、今回は、イギリス起源説について！

最も広く信じられている説は、野球がイギリスの伝統的な遊びに起源を持つというものです。

特に、17世紀から18世紀にかけてイギリスで行われていた「バット・アンド・ボール」や

「クリケット」などのスポーツが、野球の原型となったとされているようです。

これらの遊びは、ボールをバットで打つという基本的な要素を持っており、野球のプレーにも似た部分があります。

また、イギリスの「ラウンダーズ」というスポーツも野球の起源と関係があると言われています。

これは、ピッチャーがボールを投げ、バッターがそれを打ち、走者が塁を回って得点するというものです。

野球に非常に似ているため、このスポーツが野球に影響を与えた可能性があります。

ラウンダーズは、主に屋外で行われ、バットとボールを使用してプレイします。

16世紀のイギリスで発祥し、その後はイギリスの植民地でなどで人気を集め、野球の起源となったと考えられています。

現在では、主にイギリスやアイルランドで親しまれていて、学校のスポーツとしてもよく行われています。

また、ルールや競技方法が地域によって異なるため、さまざまなバリエーションがあるようです。

そのルールは野球に似ている部分が多いですが、細かな違いもあります。

＜ラウンダーズと野球の違い＞

ラウンダーズと野球は似ている点が多いですが、いくつかの違いもあります。

ピッチングスタイル: ラウンダーズでは、ピッチャーがボールを下から投げるのに対して、
野球ではオーバーハンド（上から）で投げます。
ルールの詳細: ラウンダーズのベースの位置や得点の計算方法には微妙な違いがあります。
また、ラウンダーズには野球のようなストライクゾーンの概念がありません。
バット: ラウンダーズのバットは通常、短めで丸みを帯びており、野球のバットよりも
やや小さめです。

『バッド・アンド・ボール』とは、クリケットの試合で使われるフレーズで、ボウラー（投手）がバッター（打者）にとって、とても打ちにくいまたは悪いボール（bad ball）であることを意味します。

ボウラー（投手）が狙うのは、バッター（打者）の反応を引き出し、エラーを誘うことです。

クリケットは、現在の野球によく似たスポーツです。

野球の詳しいルールを知らない人にとっては、ほとんど同じに見えると思います。

＜ルールとプレースタイル＞

- クリケットは、球技の中でも独特なルールを持つスポーツで、バッティング（打撃）、ボウリング（投球）、フィールディング（守備）が織り交ぜられたゲームです。
  バッド・ボールは主にボウラー（投手）の投球に関連している一方、バッター（打者）はそのボールに対して打撃を行います。
- 他のスポーツ（例えば、サッカーやバスケットボール）では、バッド・ボールに相当する概念は直接的に存在しません。むしろ、プレーのミスやエラーという形で考えられることが多いです。

＜ボールの扱い＞

- クリケットでは、ボールはボウラー(投手)からバッター（打者）に向かって投げられ、打者はそれをバットで打つことを目的とします。そのため、ボウラー（投手）の戦術（例えば、変化球やスピン）やボールの「バッド（bad）」としての特徴が試合に重要な役割を果たします。
- 他のスポーツ、例えば野球でも投手と打者の対決がありますが、クリケットの「バッド・ボール」とは異なり、常に規則に基づいた投球が求められます。

今回は、イギリス起源説について掘り下げてきました。

その中でも、現在の野球やクリケットの原型となったとされる『ラウンダーズ』

悪いボールを意味する『バッド・アンド・ボール』

そして野球によく似た『クリケット』について学びました。

次回は、アメリカ起源説について掘り下げてみたいと思います。