【技術】盗塁とは、こうやるのだ!

技術

大谷選手の40-40達成が話題になった今、『盗塁』という技術についてお伝えしたいと思います!

わたしは草野球では、盗塁をバンバンやっています。

それはまあ、わたしのお腹のぷ~体形(!)が幸いし

相手チームが無警戒のため、できることでもあるのですが。。

”こいつは走れないだろう”と牽制されないため、余裕でセーフがとれます。

 

しかーし。

大谷選手の場合は、全方位から警戒されているのに盗塁を決めていますね。

だから凄い!!

 

まず、盗塁を狙うには、そのための準備がとても多いんですよ。

準備というのは、相手の確認だったり、自分が走ることができるようにするためのものです。

 

さて、詳しくみていきましょう。

 

 

そもそも盗塁とは何ぞや???

ピッチャーが、バッターにボールを投げている間に、塁に出ているランナーが、次のベース(塁)に進むプレーのことです。

ピッチャーや他の守備(相手チーム)の目を盗んで、かつ、塁も進むため、『盗塁』というんですね~。

そしてもう一つ重要なことがあって、

守備は盗塁(ランナーが塁を踏む)されそうになった場合、必ずランナーにタッチしなければいけません。

そうしないと、アウトがとれません…!

 

 

盗塁するためには、準備が必要。

盗塁をしようとしているランナーを見たことがありますか?

例えば、まだ記憶に新しいと思われる、WBCでの”周東劇場”を思いだしてみてください…

そのランナーは大抵、ベースから少し離れてリードしていますね。

まずは、できるだけ次のベースに近づくよう、リードすることが大事になります。

 

そして、ピッチャーの癖も、よく分かっています。

その癖というのは、投げる直前に足が少し動く(浮かせる/上げる)とか

重心の掛け方が微妙に違うとか

顔の動きとか

肩の開き具合とか

グローブの位置とか

牽制の回数とかetc…

こういう、ピッチャーの癖をよく観察しておくことが大事になります。

 

他には、キャッチャーの肩の強さ切り返しの速さを知っておくことも大事です。

なぜかというと、キャッチャーの肩が強ければ、盗塁を試みても失敗する可能性が高くなるからです。

キャッチャーが座った態勢から二塁に刺すような投球ができるほどの強肩であれば、盗塁成功とはなりにくいため

それも確認することが必要になりますね。

 

そして。

キャッチャーがボールを捕ってから、投げるまでの速さが速いほど盗塁は難しくなります。

例えば、古田敦也さんはそれほど肩が強かったわけではないですが、”技で刺す”と言われていたように

いかにボールを捕ってから投げるまでの時間を短くするかということを重視していたそうです。

 

それに付随して、ピッチャーのクイックの速さも知っておくべきです!

クイックの速さとは、ボールを捕ってから投げるまでの動作の速さのことを言います。

この動作が速いか遅いかをチェックしておくことで、盗塁成功に繋がります。

 

ちなみに…

プロの世界では、当たり前ですが、みんな強肩です。

クイックの速さでいうと、メジャーは遅いです。

 

 

まとめ

盗塁を成功させるため、「よし!走れる!!」と思えるようになるためには

①ベースからリードする

②ピッチャーの癖を見抜く

③キャッチャーが強肩かどうか確認する

④キャッチャーの切り返しの速さを確認する

⑤ピッチャーのクイック速さを確認する

 

これら5拍子が全て揃ったうえで、やっと盗塁のスタートを切ることができます。

盗塁の技術というのは、この観察眼自分を信じてスタートすることと、走り切る気持ち

この3つが相まってはじめて、盗塁が出来るということです!

 

最後に、こうやって一つひとつ丁寧に見ていくとなおさら

大谷選手の凄さが際立ちますね。

野球って奥深いなぁと、改めて思いました。

 

 

 

↓この記事を書いた人
ゴリゴリ☆ドラぷ~

【こんな人】
・出身:中国地方、某体育大学、某福祉大学
・年齢:30代後半
・趣味:野球、スポーツ観戦、アニメ・映画鑑賞、スロット

兄の影響で、2歳からバッドを振っていました。
そして小学生から高校生まで野球づけの日々!

大好きな野球について、体育大学卒、元体育教師の立場から、野球を楽しみたい素人さんにでも分かりやすい解説を目指します。

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